
今日は、ほんとうなら泊まり明けの月曜なのだけれど、日曜夜のいつもの泊まりが休みとなっているので、お盆休みらしい休みとなって嬉しい。朝から、姪っ子を連れて、父方の墓参り。霊園横の服部緑地で姪っ子を遊ばせて、帰りに伊丹の空港でお昼。飛行機が飛び立つのを眺めながらアイスを食べて帰ってきた。帰りの道路に標示される温度計はずっと35℃。エアコンをがんがん利かせても、室温はあまり下がらなかった。
そうして、実家から歩いて帰っていると、まるでシロッコ。甲子園球場の声援が、どこか次元の違う場所から来るように聞こえる。
おそらく、ぼくがシロッコという言葉を覚えたのは、ヴィスコンティの『ベニスに死す』を観てからなんじゃないかと思う。地中海から吹くシロッコにのって疫病が蔓延しているベネチアで、少年に恋するエッシェンバッハは構わず避難もせず滞在をつづける。流れるマーラーの5番の4楽章。そういえばマーラーを知ったのもヴィスコンティ経由だった。ヴィスコンティは映画を通じて色んなことを教えてくれた。アブノーマルな性愛とか、一見貞淑な女性の恐ろしさとか。

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