昨日、iPodに落としたスペインのラジオ局Candena SER のLa ventanaという番組を聞いていたら、Vanguardiaという新聞が、過去の新聞をすべてネットで公開しているという話しをしていて、その担当者が電話のインタビューで答えていた。おもしろそうなので早速アクセスしてみたら、なんかものすごいことになっていた。
過去の記事というのは、だんだん公開されるようになっていて、Googleでも検索できるし、登録さえすればNY Timesなども読める。Vanguardiaがすごいのは、これをPDFでやっていて、当時の新聞そのままの形で読めるということだ。確かに記事だけ読めれば、何かを調べて確認するだけだったらそれで事足りるかもしれなが、実際当時の新聞を見ていると、写真があり、他の記事と並んだ取りあげられ方のバランスが分かったりして平面的なものが立体で見えるようなリアルさがあった。しかも、それが1881年2月1日から昨日の新聞まですべてだ!
例えば、エクトル・ラボーが亡くなった、1993年7月1日の記事はこんな風だ。「プエルトリコの歌手47歳。心筋梗塞で入院していた病院で死亡...」。ねすごいでしょ。そのままYoutubeへ行って、"Periodico de Ayer"でも聞いてみたくなるよね。
しかし、こんなのに比べると日本の新聞はひどいね。金のことしか考えていないように見えちゃう。
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