Wednesday, March 28, 2007

Born Free


Las películas de mi vida"私の人生の映画"、『野生のエルザ』を見る場面つづき。
「両親は、前部座席にいてイギリス人のカップルがケニアに渡り、そこで二人きりで、何もわからないままライオンの子供をもらい受け、自由にして手放さなければならなくなるまで育てるというこの映画を観ていた。母はその66年には、24歳だったはずだ。父は26歳になろうとしている。四人が車に乗って、キスをする若者たちに囲まれていると考えるのは愉快だ。フロントガラスは、海からの塩っぽい露で曇っている。母はマヌエラに母乳をやり、父は眠っていた。私は後部座席で、目覚めて、このカップルが、完全には自分たちのものではないライオンの子供と遊ぶのを見ていた。」

先週借りてきていた『野生のエルザ』を時間ができたので見る。ぼくがいつかこの映画を見たことがあったかどうかは、覚えていない。この筆者とおなじように、ジョン・バリーの主題歌は有名だから知っている。
映像の力というのは、やはり強力だと思う。DVDをかけた途端、1966年。このドライブインでこの4人家族が『野生のエルザ』見ている光景がまざまざと思い浮かぶようだ。しかし、このライオンをもらい受けた女性は、わがままなヨーロッパ人をそのまま描いたような人物。

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