Tuesday, July 31, 2007

そして、アントニオーニも

昨日ベルイマンが亡くなって、スペインのエル・パイースを開いたら、なんだまだそのまま記事が載ってると思ってよく見ると、今度はアントニオーニだった。中学生になった頃どんどん映画に興味を持つようになって、こうした巨匠たちが世界中にはいることも知った。古い映画をやる映画館に、ときに学校をさぼって観に行った。「神の死」とか戦後の現代化していく社会のぎりぎりの孤独とかを描いた作品をわけもわからず観ていた。しかしそんなものは、悩むこともなく当たり前の社会になったか?20世紀が過去になっていくような感覚。一つの時代の終焉、というには皆桁外れに長寿であった。そういえば、先日新藤兼人が90歳を越してまだ映画を撮っているという番組もやっていたね。

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