Thursday, July 3, 2008

イングリッド・ベタンクールの解放

パンナムハイウェイを、パナマの方に向けて南下して行くと、山がちの風景が、徐々に平原に変わってきて植物の葉っぱも広いものになっていく。
もうそこは、中米ではなく南米なんだという感覚が肌で感じられるようになる。運転手のラリーは、パナマはコロンビアから独立したから、中米には入らないと言っている。中米+パナマと言うんだと。
たしかにもうそこにはコロンビアがあるという匂いがしている。

今朝はびっくりするニュースが入ってきた。6年間もコロンビアのゲリラFARCに幽閉されていた、元大統領候補イングリッド・ベタンクールが解放された。コロンビア軍が展開して解放にこぎ着けたようで、ウリベ大統領にしてはしてやったりだろう。この件に関しては、ずっとベネズエラのチャベス大統領と主導権争いがつづいていたから、チャベスにとっては大きな失点となった。メキシコのウニベルサルがこの観点で論じている。

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